と、その言葉が通じない時はきっと一杯あるから。
そういう時は隣に並んで手を繋ぐ事しか出来ないけど許してくれよ。
何もできねえし、話を聞いて笑い合う事しか今の俺には思いつかないから。


ふがいねぇえ！！！！
あーー、こういうどうしようも無い気持ちって自分の中の何処に沈んで行くんだろ。
山が水を作るように徐々に下へ流れて行くんじゃなかろうかと想像。
とりあえずそうであるなら。
相手の地層のうっすい一枚にでもなれたらそれは凄い事なんじゃねえだろうかと駄目人間セツコは考えた。
自分が汚い水を相手に投げつけた時返り水浴びてそれをすぐにぬぐいきることはきっと弱くて出来なくてすぐ逃亡したくなるから。
そこをぐっと踏みとどまって、お互いで泥拭き合って「悪いなぁ」って笑い合えるような人間関係を築く。
そんな贅沢を叶えて行こうと、とにかくポジティブポジティブ!!
下は向かないぜ、前見てるんだぜ!!!



と、毎回良くもまあ続く理想ばかりの精神論。
そんなセツコは本日昼寝をしすぎてその後全く眠気も来ず、コスプレ的なメイクを妹と相談しながらして遊んでみる。
な、なんだか違和感がねぇ…と思って悪友に写メをした所。
ある一人から「何時もと何が違うかわかりません…。」
……かかってこいやうるぅあああああ！！！
セツコ、奴からメールが来ると毎回メールに向かって叫んでる気がしてなりません。
そんなセツコは平和主義者です。

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