本日も働きに出てますセツコ。
我ながら良く続いてます（未だ三日目）。
制服がありましてね…腹が苦しいのは嫌だとばかりに1サイズでかいのをオーダー。
「セツコさん、それ…大きいんじゃ。。。」
「私の膨張率半端ねぇっすよ！?」
「膨張率…」
そんな静かな会話の元あてがわれた制服にのぞを潤すジュース用の100円を入れていたわけです。
それを・・・本日階段で。
「ギャーーー!!セツコの、セツコの100円が!?」
悲しく階下へ落ちて行く音が木霊します。
近くにいた営業の軍団が笑います。
「皆様、小銭を見かけたらセツコの100円です。100円を見つけられた方はセツコまで、あーーあーー、私のひゃぁぁくうえーーん！！！」
とんでもなく悲しくて切なくて名前も知らない営業のかたがたの前で嘆いてすっきりして…諦めて帰ろうとしたら。
「これやるから。」
オウゥ！？
なんかが私の手の中に!?
こ、これは！！！？
100円！！！？
ああ、その営業を見たら財布を出してわざわざ投げてくれたご様子。
あんた、絶対めんどくさい営業キャラだと思ってたのに!?（勝手に顔と喋りで決めつけてた/悪）
ごめんよう、今度貴方様に嫌なことを言われても、あの子はあんなんだけど根は良い子なんだよう。
と自分に言い聞かせてスリッパは投げないようにするからね。
おかえり、100円（もう私の者）。

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