セツコのnew職場の今居るフロアはメタボリック営業の集まりだ。
前に並ぶ三つの席と営業とメタボリック。
食道楽、酒道楽におぼれるもの達ばかり。
そんな中、一人多趣味に世話好きで、しかし時と場所を全く選ばず（笑）喋り続ける営業が居る。
まるで昭和の近所の世話好きのおばちゃんのようだ。
良き昭和の時代を思い出す。
そんな営業と今日セツコは一日二人きりだった。
ここ数日で鼻の皮がむけるのではないかという恐怖にさいなまれるほどの鼻水に見舞われ、ほぼまともな発音も出来ない状態での暇な本日。
何故かかばんから出てきたデジカメと写真を一枚一枚説明を入れながら、娘と美味しいもの食べに行った話のオンパレード。
軽く1時間以上は聞いていた。
無視をするにもセツコはまだ新米。
心にコモドオオトカゲを潜めるもしかし新米。
困った時は上司が全てである。
笑顔でずっと食べ物話にも美味しそうっすねーと言い続ける。
すると来週には美味いフレンチに連れていってくれると言う話に発展。
新米セツコ。
そこいらの営業バリの返事で快諾した振りをした。
頑張れ新入生。
おいでませ私の腹に迫り来るメタボ系。
ガハッ（T血T）

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